野球肘とは?

野球肘は、肘の内側に痛みが生じる症状で、正式には「内側上顆炎」と呼ばれます。

特に野球の投球動作で肘に過度な負担がかかることで生じる障害です。主に少年野球の選手に多く見られますが、大人のアスリートや野球愛好家にも発症します。

基本的に手首や肘を頻繁に使うことで、前腕の筋肉が過度に緊張し、腱や腱の付着部の骨膜が炎症を起こすことが原因です。

重症になると骨や軟骨が剥離し、関節内に骨片が遊離する「離断性骨軟骨炎」まで悪化する場合がありますので、早期の治療開始が必要です。

主な症状

  • 肘の内側に鋭い痛み
    特に手首を動かしたり、物を握ったりする際に痛みが増します。
  • 握力の低下
    痛みのために握力が弱まり、ペットボトルを持つことも困難になることがあります。
  • 動作時の不快感
    手首を曲げたり、前腕をひねったりすると不快感や痛みが生じます。

なかもと整骨院での施術

当院では「手技療法」「電気療法」「ストレッチ」この3つの治療法を組み合わせて、多角的に野球肘の症状を改善させ、再発を防ぐ施術を行っています。

具体的には、以下のような施術を行っています。

  • 電気治療
    まずは超音波ハイボルト治療器などを使用し、関節周辺の炎症を抑え、筋肉のこわばりを緩和していきます。
  • 手技療法
    誇張法筋膜リリース等を用いて肘関節の柔軟性を改善します。
    肘関節だけでなく、手関節、頸部、肩甲骨周辺の筋肉や靭帯の緊張を緩和させ、痛みの軽減を図ります。
  • 前腕ストレッチ
    前腕の筋肉を伸ばすストレッチを行い、筋肉の柔軟性を維持します。
  • 姿勢の改善
    日常生活での姿勢や動作の癖を見直し、正しい姿勢を保つための指導も行います。例えば、デスクワークの際の手首の角度や、物を持ち上げる際の体の使い方など、再発を防ぐための具体的なアドバイスを提供します。

野球肘でお困りの方は、ぜひ当院の施術をお試しください。

痛みを和らげ、快適な生活を取り戻すお手伝いをいたします。親身に相談に乗り、最適な治療プランをご提案します。

お気軽にご相談ください。