腰痛は体重と関係ない!?
みなさん、こんにちは。院長の中本でございます。
太っている方が腰痛で病院を訪れた時に必ず言われる言葉
「まずは体重を落としてください」
この言葉を聞いて疑問に思ったことはないですか。
太っている人は必ず腰痛があるのか?
やせている人、もしくはやせたら絶対腰痛がなくなるのか?
実は腰椎の圧縮荷重のほとんどが筋肉の動的緊張なのです。
たとえば、平均的な男性の腰椎は、重労働をしているとき約2000ニュートンの圧縮荷重を受けます。このうち上半身の重さによるのは、せいぜい300ニュートン程度なのです。
もちろん体重を落とすことは、若干ですが腰痛のリスクを下げてくれるのは事実ですが、実際やるべきことは筋肉の緊張を和らげること。これにつきます。
ストレッチやヨガ、もちろん当院に通ってもらうのが一番ですが(笑)、腰痛がある方は腰回りの筋肉をやわらげることに集中してください!
腰痛の中でも代表的な脊柱管狭窄症では、脊柱変性すべりや腰椎の過前弯ばかり注目しがちですが、私の経験上、腰椎周りの筋肉を柔らかくすれば、かなりの確率で足のだるさなどは軽減します。
いろいろな治療院に通ったけど、症状があまり改善しなかった方は、ぜひ当院にご相談ください。